・サンビーマーとは(温かく気持ちの良い遠赤外線療法)

サンビーマーは遠赤外線治療を行う医療機器の名称で、不妊専門のクリニックでよく使われているものです。
サンビーマーは、人体から放出されている波長と同一の波長を照射することにより、体を内側から温める効果があります。
また、血流の流れを良くすることにより、細胞が活性化され不妊治療や月経障害・冷え性・便秘・下痢・不眠症等を改善させます。

不妊治療で下記の問題改善に期待できます。

卵の質が悪い
不良卵が多い
受精卵の質が悪い
受精率が悪い
胚の質はいいものの着床が悪い
生理痛
生理周期に伴う各症状

サンビーマーの作用

赤外線は8~15ミクロンの波長が特に人体に効果的と証明されています。この波長帯域は人体から放射されている波長と同一である為、身体深部まで到達し、内部から温めます。
コタツや他の赤外線機とは異なり、皮下深部層の温度が上昇し、毛細血管まで拡張します。その為、血行の改善や血液の浄化、リンパ液の改善などにつながり、排卵の誘発や卵胞の発育を促す働きがあると考えられます。
身体を芯から温め、心を安らかにすることで精神的な部分を取除くことでホルモンのバランスと整えることにつながります。また、月経痛・冷え性・便秘・痔・不眠症・排尿量の増加などには特に効果があると報告されています。

サンビーマーの学会発表内容

サンビーマーの効果は多くの不妊専門クリニック・病院で実証され、それにより設置しているクリニックが多くあります。

代表的な論文内容を2つご紹介

平成17年のアルモクリニック論文より
いろいろな治療(体外受精)しても妊娠に至らない難治性不妊症517症例にサンビーマー(遠赤外線治療)を実施。3ヶ月で80症例が妊娠に至りました。
サンビーマーは卵(胚)の質を改善させる働きがあり、難治性の不妊治療に併用する価値があると結論づける。

平成4年の小池医院の論文より
サンビーマーをすることにより表面温度を5℃前後、内部温度が2℃上昇することが分かった。
サンビーマーをすることにより血流促進、新陳代謝の改善等に効果がある事が判明。

【下記も各病院・クリニックの発表内容になります。】

第122回 日本不妊学会関東部会学術講演会
「遠赤外線治療が有効だった3不妊症例」
~ アルモクリニック ~
第46回 日本不妊学会学術講演会
「遠赤外線治療にて妊娠に至った 10不妊症例」
~ アルモクリニック ~
第74回 日産婦愛知地方部会学術講演会
「遠赤外線照射による卵胞発育への補助効果の検討」
~ さわだウィメンズクリニック 名古屋不妊センター ~
第105回 日本産婦人科学会関東連合地方部会
「ART進歩と現状と未来予想」
~ セキールレディースクリニック ~
第48回 日本不妊学会学術講演会
「遠赤外線を併用した5妊娠症例」
~ アルモクリニック ~
第50回 日本不妊学会学術講演会
「遠赤外線を併用した80妊娠症例の検討」
~ アルモクリニック ~
「遠赤外線療法の効果と思われるART反復不成功例における妊娠例」
~ 浅田レディースクリニック ~
第28回 日本受精着床学会学術講演会
「遠赤外線照射を用いた温熱療法がART不成功にもたらす効果」
~ 山下レディースクリニック ~